きほんのそば

2014/12/09 23:59(CET)

NoodleMakerAdventCalendar 9日目です。

NoodleMaker Advent Calendar 2014 - Adventar

今日はおそばの製麺について、とある方に伺ったお話をインタビュー形式でお送りします。

 

---こんにちは。今日はどうぞよろしくお願いします。

---早速ですが、まずヌードルメーカー購入後に一番最初に作った麺は何でしょうか?

まずは10割蕎麦を作ろうとしました。

---どうして10割蕎麦をつくろうと思ったんでしょうか。

Amazonのコメントに作り方が書いてあったんです。その方法でやったつもりです。

---それはまたいきなりハードルが高いような(笑)。ではその方法を詳しくお聞かせください。

まず、買ってきたそば粉の量が200gでした。
少々ケチって、というか失敗への保険をかけて、まずは半分の量で作ってみようとしました。ところが粉が少なすぎて、製麺棒が全然生地まで引っかからずにほとんど混ざらない。
この時はまだヌードルメーカーの使い方がよく分かっていなかったんですね。

---確かに、レシピ本にも粉の量は250gからレシピしか載っていませんね。製麺可能な最低ラインが250gということになりそうです。

水は2回に分けて30秒ぐらいでじゃばーっと入れました。
当然ですがベッタベタの塊になってしまって。泣く泣くはがして廃棄しました。

大変悲しかったです。

---それは悲しいですね。

はい。今ならわかりますが、水は少しずつ数回にわけて入れたほうがうまくいきます。

悲しかったので、残りのそば粉100g・薄力粉150gを混ぜて4割そばを作ることにしました。最初に保険をかけておいたのが結果的には良かったんです。

---そば粉200gすべてがダメになると相当ダメージが大きいですもんね。そば粉は決して安くはないですから。

但し、ここでの失敗は、粉を事前に混ぜなかったこと。

重さを計るところはしっかりとやりましたが、そのまんま製麺ケースへ投下していました。事前に粉を混ぜることを意識しだしたのはその後からです。

---粉を混ぜないと一体どうなるのでしょうか。どうぞ、先を続けてください。

製麺時間は長めの方がコシがよく出るんだろうと思って8分設定にしました。
ところが、いざ8分経ってみると、麺がほとんど出てこないんです。アタッチメントの大半の穴が詰まってしまったような感じ。
一度アタッチメントを取り外して、穴の部分を掃除してみました。
すると、中で粉だったものがめっちゃ固まってるんですね。もうカチカチですよ。

---うう、辛い。他人ごとながら心が折れそうになります・・。
で、爪楊枝を使いつつ、頑張ってひと通りきれいにしたところで、もう一度製麺再開。
粉と水のバランスが合ってないのかなーと思って、水をもう少々追加してみました。
この時どのくらいの分量を足したかは覚えてないです。

お高いそば粉がダメになるのが悲しくて悲しくて、割と焦りながらやってたので。

---うまくいったんでしょうか?

結果、変わらず。水の量を多少いじった程度では麺はほとんど出てこないですね。

---ああ(落胆)

出来た分量はほとんどなかった。そして出来たのはほぼうどんでした。もうね、とても悲しかった。

---これはやはり水分量の問題なんでしょうか。蕎麦の加水率はとてもむずかしいといいますよね。

水分量は今後改善すべき第一課題であることに変わりありませんが、粉をしっかり混ぜてから製麺していれば、もう少しおそばらしい仕上がりだったかもしれませんね。

---それで粉を混ぜなかったのが失敗とおっしゃっていたんですね。粉をブレンドするときは均一になるように、先にに混ぜておくのが大事、と。

 

---では最後に一言どうぞ!

そばは難しい!

 

---ありがとうございました。確かにそばはそもそも手打ちのハードルが高い感じがしますね。しかし、その分試行錯誤のしがいがあると言ってもよいのではないでしょうか。

私もAmazonのコメントのレシピを試してみたくなりました。

それではまた明日。次回は @miw0129 さんです。